当事者にしかわからないこと。相談する、相談されるとき。
年齢が上がるにつれて、いろんな人生模様があって、世の中所詮当事者にしか分からないことで溢れてるよなと思える。
それでも人は一人では生きられないから誰かに相談されたり、相談したり、頼ったり、頼られたり。
悩み相談を受けたりすると、最大限に想像力を使ってその人の立場や思いを想像してみる。それでもやっぱり当事者にしか「その気持ち」は分からない。なので話を聞いて、その当事者の状況を整理するくらいしかできないのである。
相談する場合は、その人の時間を割いてもらって話を聞いてもらうわけだからどんな意見が返ってきても尊重すべきだと思う。それがたとえ自分の考えに反していたとしても。
若い時はなんでもかんでも口にして好き勝手に発言してたけど、歳を重ねるにつれ発言にも何かと気を遣うようになった。
Care Freeだったあの頃が懐かしい。
年齢とともに増す責任感。
綺麗ごとだけ並べられない現実。
消すのは難しい物事や人への偏見。
多種多様な生き方や物事の在り方をありのまま見ることってそんな簡単じゃない。