初、オランダの病院。何この静けさ(笑)
私どるこ、昨日初めてオランダのクリニックと病院に行ってきました。
軽い持病があるので定期的に血液検査が必要だったため、そろそろ行かないとなぁと重い腰を上げてやっとこさ。
ところがどっこい、オランダって医療システムは非常に優れてるのかと思いきや、ど反対。
まず地域ごとにかかりつけ医なるクリニックが指定されており、必ずそのクリニックの先生に見てもらうことが条件となる。さらに、じゃあ当日行ってそのまま診てもらえるかというと、基本完全アポイント制。緊急だとすぐ診てくれるらしいのだがそれ以外は前もってアポイントを取る必要があり、今日アポの電話を入れたとしてじゃあ三日後に来てくれなんてことはざら。(基本オランダでは自然治癒を即すシステムっぽい。というか皆健康すぎて病院必要ない?!)
言われた通りにアポを取って、実際に近くの指定されたクリニックへ。朝一ということもあって患者は私のみ。
幸いにも感じのいい女医さんで、まずまず。オランダの妊婦に対する医療がかなりユニークなアプローチ法だということを最近学んだのでその話を持ち出し雑談。この女医さん、オランダ出身だがスイスで子供を産んだらしく、「日本出身ならさぞかしオランダのシステムは色々な意味で衝撃でしょうね(笑)」と笑っていました。で、肝心の血液検査はこのクリニックでは承ってないとのこと、近くの大きな病院へ行くように言われた。
いざ、オランダ初、病院へ!!!
こう見えて、いや、見えないか、私は日本では元MR(病院向けに薬の営業)をやってたもので病院には関心が高い。オランダの病院はいったいどんな感じの場所なんだろうと胸を高鳴らせて、さぁ玄関口を入ると。。。。
施設は大きくとても綺麗なんだが、病院の殺伐とした雰囲気からは全く別の何やらまったりした雰囲気。人はちらほらとだけいる。
えぇっと。。。。なぜこんなに人がいないんだ(笑)
静かすぎる。
入口付近にはレセプショニストが一人、初めての場合はこちらで登録をと言われ登録を済ませた。
言われた通りの場所まで行き無事血液検査は完了。
ラビットじじぃ(インド出身の旦那)情報によると、オランダに移住してきた友人でかなり複雑な疾患にかかった人がいて、オランダで手術を受けたものの、手術が失敗。結局インドに帰って手術を受けなおし完治したという話がある。まぁたまたま運が悪かったといえばそれまでだが、果たして圧倒的に患者数が少ない環境でオランダの医者はどのくらい経験値を積めるんだろうか、疑心暗鬼(笑)。
冗談まじりでラビットじじぃとしているいつもの会話がある。
ラビットじじぃ:「ここでは病気になれないからな!」
どるこ:「おうよ!」
はい、オランダは自己管理ができている人がとても多い印象。
管理します!
静かすぎる病院はある意味で恐怖を彷彿とさせたのであった(笑)。