電車の洗礼@オランダ郊外
一カ月ほど前、オランダの郊外はMiddleburgにて終電間際に電車の洗礼を受けた苦笑。
何が起きたかというと。。。。一文に要約すると、待てども待てども来るはずの電車が来ず真夜中にオランダ郊外の駅のプラットフォームに置き去りにされたというエピソード(笑)。
ことの始まりは。。。友人に会いにラビットおじさん(旦那)とともにMiddleburgに初めて電車で行ったわけだが、楽しいのもやまやまに終電より一本早い電車で帰ろうと時間通りに駅に到着し電車を待っていた。すると。。。何やら長いアナウンスとともにプラットフォームで待っている人たちがざわざわ。はてこれはあまり宜しくないサイン。電光掲示板のオランダ語をグーグル翻訳すると何やら電車不良で遅延とのこと。。近くにいるオランダ人に詳しく聞き、さらには駅員に確認したところとりあえず電車は遅かれ早かれくるので待ってろとのこと。
そういわれたので、待つこと。。。。一時間、一時間半、二時間。。。。
電車が来る気配はまったくない。。。アナウンスもなし。駅員も不在。近くに座っていたオランダ人のおばちゃんと世間話をしながら時間をつぶした。(このおばちゃんがまたスーパー面白くて、なんとエジプト、イスラエルに住んでいたとか。。。学者かな?とにかくたくましい女性だった)
あの駅員の発言はなんだったのか泣。電車来ないなら来ないって言うべきじゃ?!と怒りと疲労は頂点に。。。
待てども待てども電車は来ず、たくさんいたはずの人影も時間とともに消え、はて。。。どうしたことかと立往生。夜中の12時45分時点でしびれをきらした若いオランダ人らしきお姉さんがプラットフォームにある緊急専用の電話機で何やら遠隔の駅員と話をしているではないか。
そうこうしているうちにトイレに行きたくなった私。向かい側のプラットフォームにトイレが見てたので行ってみるもののクレジットカードをかざしても反応なし(えぇ、オランダのほとんどのトイレは有料です苦笑)。最悪。このあと2時間以上尿意に耐えることはいざ知れず。。。オランダに来てから尿意のホールド力が育った感半端ない。
結局トイレは諦め、その若いお姉さんのところへ状況を聞きに行った。
お姉さんが頼み込んだおかげでなにやら電車のスタッフが待ちぼうけをくらっている乗客用にあいのりタクシーを用意するとのこと。この時点ですでに夜中の1時。ってかお姉さんが頼まなかったら完全に私たち置き去りにされてたよな。。。ひでぇ泣。
とのことで、プラットフォームに立往生していた総勢7人(私たち以外はほぼローカルのオランダ人でした)があいのりのタクシーを待ち、午前1時半、
やっと、やぁっと
タクシーに乗り込み午前2時半に我が家へ到着した。
楽しかったはずの初Middleburgはなんだかトラウマな思い出に(笑)。
それにしてもオランダの駅員適当すぎないか。。。一方で、待っていた乗客は誰一人として怒りをあらわにしていなかったことに謎の感銘を受けた(笑)。オランダ人冷静沈着??たまたまか。。。
不思議な一夜だった。
ちゃんちゃん。