珍事件、怒りが静まったその瞬間@オランダ郊外
日本の過剰に行き届いたサービスが時々恋しくなるどるこです。
昨日オランダ郊外起こった珍事件を紹介しよう苦笑。
最近オランダのメガ家具屋さんで家具をいくつか購入し配送をお願いした。どうやら輸入家具のため発注から配送までなんと二か月かかると言われた。まぁ理由が理由なのでそれは普通に理解し辛抱強く二か月待ちました。(この納期の長さってヨーロッパスタンダード?これもまた謎である)
実際搬入日になると予定通り何人かのスタッフが来てせっせと家具の設置をしてくれた。ここまではスムーズな雰囲気。中でも一番大きい家具であるクローゼットの設置は私の心を躍らせたわけだが。次々に運ばれる巨大クローゼットのパーツたち。ベッドルームにパーツがどんどん置かれていく。スタッフのおじさん達はとても涼しげな顔で私のほうに向かってこう言い放った。
スタッフ:「クローゼットは奥さんが組み立ててね。契約書によるとこのクローゼットは顧客により自ら組み立て予定と書いてあるよ。」
どるこ:「えええええっっっ?????!!!!!そもそも購入の際に組み立てに関する質問自体されてないし、こんなどでかくて複雑なクローゼットを自分で組み立てるなんて無理ですよ!会社に電話して再度確認してください!」
スタッフ:「はいぃぃ。でも今日の組み立ては本当に無理です。僕たち組み立て時間を考慮して今日のスケジュール組んでないんですよ。」
どるこ:「多分何かの手違いでしょう。あなたがたに問題があるわけじゃないからとりあえず会社に電話して再度組み立てのためのスケジュールを組むように依頼してください。」
スタッフ慌てて電話をかける・・・・
スタッフ:「今セールス担当が奥さんと話したいと言っています。電話にでてもらえますか?」
どるこ:「OOOOXXXXXXXOOOOO!!!!!!!OOOOOOXXXX!!!!!!」(冷静沈着に怒りをぶつけミスを非難、確実にタダで組み立てをするように指示。この家具屋とはすでに前に同じセールス担当とひと悶着やっており、それもあって怒り爆発だったのである)
このやり取りのあと、とりあえずスタッフのおじさんたちは退散し、当日中に私の旦那のほうに組み立てのスケジュール日を電話するとのことだった。で、無事電話はきたわけだが、肝心な時間はまだ決定できないとのことで日にちが近づいたら電話を入れると言われ予定日前日の夜まで結局時間詳細に関する電話はかかってこなかった。(この時点でまた怒りがこみ上げる。時間詳細が分からなかったら一日家にいないといけない泣)当日朝一で家具屋に電話して詳細時間を確認しよう。。。と寝床についた。
組み立て予定日当日。
まだ眠たい目をこすってベッドでぬくぬくしていた朝6時45分。
いきなり
ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!っと玄関のベルが鳴った。
どるこ:「え、何??多分近所のおじいちゃんが間違えて違うフラットの番号でも押したんじゃない?」
ラビットおじさん(旦那):「とりあえず見てくるよ。」
ベッドで布団にくるまったまままだヌクヌクしていたどるこ。すると玄関口からラビットおじさんの叫び声が聞こえた。
ラビットおじさん(旦那):「どるこ!家具の組み立てだってよ!!!!」
どるこ:「は?朝6時45分だよ。。。ありえへん!!!!!怒怒怒」
怒りは頂点で、ブラする余裕もないまま玄関口へ走っていくと、
なんと、、、、、
超イケメンな若いオランダ人お兄さんスタッフが二人!!!!
(この時私の怒りは若干下がった笑)
爽やかな笑顔で
超イケメンスタッフ:「おはようございます!家具の組み立てに来ました!7時に来るように会社から言われてきたんですけど今から家具組み立ててもよろしいでしょうか?」
どるこ&ラビットおじさん:「。。。。。えぇっと。。。こんな早く来るとは何も聞かされてなかったけど、組み立ては必要なのでとりあえず始めてください」
組み立て中
組み立て中
組み立て中
せっせと組み立てるイケメンスタッフ。。。。ものの2時間でクローゼットは無事組み立てが完了。
まだ若干怒りが残っていたどるこ。
この超イケメンスタッフさん達、イケメンというだけでなくとても礼儀正しいわけで。組み立て完了とともにアンケートへの協力と最終チェックを頼まれ、一人ずつ私に「ありがとうございました」と握手。またこれが美しい瞳!!!!
帰り際もまた超イケメンスタッフさん達が「Have a nice day, thank you!」と言い放ちドアが閉まった。
かくいう私の怒りはというと、
この時点で完全にゼロになった(笑)!!!!!!
ただのイケメン好きのおばちゃんやないか。。。。
(笑)。
くだらない珍事件でした。
ちゃんちゃん。
それにしても朝6時45分に家具の組み立てってあり??!!