常にホットなビザ問題

昨日はロックダウン以降初めて外食をしました。かなぁり久しぶりに美味しいhotなピザをテラス席で食べて大満足などるこです。（オランダっておいしいお店少ないよね…苦笑）あ、写真は全然関係ない、コメダのデザート、シロノワールです(笑)（←どるこの大好物）

今日はhotピザならぬ、ホットなビザ問題について語りたい。

海外移住、海外転職、国際結婚、なにかと問題になるのがビザである。何もかもがスムーズにいっているとき、または永住権や市民権を獲得したあとはほぼ安泰に等しいのだが、それ以外のケースは海外にいる限りつきまとうお友達、ビザ様について常にアンテナをはって考える必要がある。

最近ホットなニュース、皆さんもご存じの通り、アメリカはトランプ大統領がまたやってくれましたね。Ｈ１－Ｂビザ発行の一時停止。どるこの友人もアンラッキーなことにちょうどこのビザへの変更申請を出す直前だったためこれによってかなり生活を左右されています。（えぇ、今はすべて申請受付自体も止まってしまっている）彼女の場合は職場からの評価が高く、既婚ということもあり（旦那はヨーロッパ圏出身、今回の件で配偶者ビザ申請もストップされてしまったというつらい状況）、ビザ発行が再度開始され次第おそらく職場復帰できるだろうという予測である。まぁでもじゃあどのくらい待てばいいんだというと、大統領選が落ち着いた年明けになるんだろうか。職無しで帰国を迫られる＆再入国の目途が曖昧という状況はたとえ経済的に余裕があったとしてもなんとも落ち着かない状況だ。

海外就職、海外移住、国際結婚。メディアでは結構明るい華やかな面がフォーカスされがちだが実際のところ、婚姻関係のこじれや、突然のリストラ、現地状況の政治的混乱によって時に突然帰国を迫られるケースもある。永住権＆市民権がない場合はあるあるである。実際大変なことが多いので、やっぱそれを覚悟でそれでも冒険したいとかチャレンジしたいとかっていうエネルギーやこれを目指していくんだとか硬い意思がないと骨折れることも多い。

どるこもおそらく一生海外、おそらく第三か国（旦那の国でもなく私の国でもない）にいる可能性が高いので一筋縄にはいかない問題。直近の経験でいうとシンガポールでの突然のリストラがある。しかもこれ、転職して数カ月でトップマネジメントの方針転換(人員総入れ替え含む）によりリストラの波にのまれたという災難。幸い数カ月の給料をリストラパッケージとして受け取れたので、そのあと日本に一時帰国して羽をゆっくり休めてから再度転職成功してシンガポール入りし、精神的ダメージは大きかったが金銭的にはそこまで影響を受けなかった（ありがとう神様、そして貯金しといてよかったね、自分）。っていってもどうだろ、5か月くらいブランクあったのかな。えーすごい災難、そんなことあるの？と日本で平凡に生きてたらあまり経験しないことなのかもしれないけど、シンガポールでは本当に多くの人が突然会社の方針変更でリストラに遭うというのは結構よくある話なのである。（外資系は特にあるある）私の友人の中でも（国籍は色々）片手くらいの数は同じような目にあって、いったんリストラされて再度転職成功、もしくは自国に帰国し転職していったケースをみた。なので、仕事があるから安泰ってわけではないので、日ごろから色んなとこに人脈・ネットワーク張っとくのはとっても大事だよなと痛感するのであります。（どるこの場合シンガポールでの転職の際人脈にどんだけ助けられたことか…）

海外就職はひびきはよいけど、仕事＝滞在許可になるので、仕事がなくなったときは失効するし、また仕事のオファーはでたのに何らかの理由でビザがおりず泣く泣く断念なんてこともある。（急に政府の政策転換でビザに影響が出るとかね）ある意味物事がうまくいかなくなったとき綱渡りになること、あるある。

我が家は現在ラビットおじさん（旦那）ありきのオランダ滞在（どるこは今妊娠中で無職）なので、まぁ最悪もしリストラにでもあったら日本帰って二人で職探しだわな！と、何かとそんな話をしている苦笑。コロナ騒動でリストラも明日は我が身は否めない、そんな世よね。子供産んだらフリーランスもしくはここでの就職で稼げるように今色々方向性を定めてるところ。

そんなこんなでピザはほっといたら冷めるけど、ビザ問題は常にホットだね苦笑。

どこでも起き上がりこぼし精神で、生きていける人脈と精神力と体力を培うことが大事だなと思うのであります。