スパイスはいかほどに

シンガポールからのオランダ時々インド

インドで婦人科検診、オランダで妊娠=驚きの連続

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さて、私どるこ実は現在妊娠8か月。あと2か月もしたら赤子が出てくる予定であります。妊娠前にはインドで婦人科検診、妊娠後はオランダで定期健診を受けているのでちょっとばかりその話を。

 

シンガポールからオランダに移住してすぐ、いい歳なので転職活動傍ら子宝獲得活動も同時進行。そんな中ちょうど去年の秋にヒンズー教のお祭り(ドルガプジャ)絡みでインドの義実家帰省が決まっていた。義父には持病があり、先も長くないと言われていることから結婚当初から子宝獲得活動をやたら推進されていたわけで…。正直大陸移動したばかり(好きな仕事辞めざるをえなかったりね苦笑)インド人旦那との新婚生活(えぇ、何かとストレス多い)で子宝はパパっとは来なかったわけ。インドで婦人科検診に至った理由は、またこれインド流で全く計画してなかったんだけど、義両親の近所の友人(産婦人科医)と雑談してたときに、時間あるなら検査していっちゃいなよとアドバイスをもらい軽いノリで決まったのである。インドあるある、計画なく即実行型。何度もインドで病院にかかってるけど(毎回行くたびに身体壊すからね苦笑)、インド医療、ちゃんとしたとこ選べば質は高いし費用は他の先進国に比べると断然お得なのです。ほんとに質高いの??えぇ、だってめちゃくちゃ多い人口を診てる医者たちですから。経験数は圧倒的でしょう。(その点オランダの医者よりレベル高いのではとも思えてくる、え、だって患者数が違いすぎ笑)婦人科検診も、滞在中にサクッと二回ほど病院に足を運んで終了。結果特に問題なしとのことで、肩をなでおろしたのであります。

 

そのインド帰省後に運よく懐妊したわけだけども、オランダでの妊娠・出産は何かと驚きの連続であるのが否めない。流れは、まずはかかりつけ医(GP)に報告➡近くの助産院クリニックの紹介➡助産院クリニックでのアポ取り、で、そっからずっと助産院での対応になります。え、病院の産婦人科医には行かないのかって?えぇ、ここオランダでは助産院が主流になります。そして健康な妊婦であれば妊娠中に産婦人科医にお目にかかることは皆無に等しい(これ衝撃、日本出身の私にとって)。妊娠・出産は病気ではないというスタンスからこのシステムが出来上がってるらしい。体重測定もないから食べすぎとかあーだこーだ言われることもなく、気を付けることあるかと聞けば、まぁ普通に生活してくれれば大丈夫よ!的な軽いノリ苦笑。エコー??ウルトラサウンド?そんなものは妊娠中、よくて3度くらいしかとりません。(これまた衝撃だった)ということであと二か月で出てくる赤子の姿は5カ月くらいの姿で止まってます。それを最後に出産までエコー無しといわれている。(健康で順調であればエコー無しでゴー!)じゃあ検診は何すんのさと思うかもしれません、えぇ、心音と血圧、必要に応じて血液検査、面談における質疑対応、以上!

 

オランダでの出産ってどんなんがあるんだって、病院か家かの二択みたい。オランダではまだまだ自宅出産する人も多いというこれまた衝撃の事実。もちろん私どるこは身寄りもないし不安なので今のところ病院を選択予定。それに加えて最近知ったさらに驚きの事実は、病院で産んでも、健康であれば二時間程度で帰宅させられるとのこと泣!新しい生命体とともに急に放置されても…と不安しかないのですが、ここがオランダ流、産褥看護師訪問サービスというのがあって、出産当日からこの看護師さんが毎日家に訪問して母体と赤ちゃんのチェックおよび母親への育児指導を8日間にわたって(全部で最大49時間)受けられるというもの。クラームゾフという制度で保険で全部カバーされる。この前その産褥看護師の下見訪問があったのだが、第一声は、「家で産んだらいいのに~♪」でした苦笑。その看護師、二児の母で、二人とも自宅出産らしい。Welcome to Netherlandsですね苦笑。

 

異国での妊娠、出産、さらにこのコロナ騒動で日本の実母も呼ぶことができなくなってしまったため、郷に行けば郷に従えで、産褥看護師とラビットおじさん(インド人旦那)に力を借りることとします。

 

さてはて、どうなることやら苦笑。

 

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メイドの存在感が強い国@シンガポール、インド

最初メイドさんというとあまりピンとイメージできなかった私どるこ

日本のメイドといえばいち早く想像できるのが、あのメイドカフェ。ご主人様~♡というような非現実的な存在である。

 

ところが、シンガポールに住んでいた頃、まるで日常の一部かでもあるようにメイドが多いこと!このメイドというのは言い方を変えるとヘルパーになるんだろうか。家のお手伝いさん。その業務形態は、住み込み型もしくは通い型、業務内容は料理、掃除、犬の散歩、子供の面倒と多岐にわたる。それだけメイドが多いということはもしやシンガポール人超金持ち??とも思いきや、そうでもなく、メイドが安価であるために多くの人が利用できるシステムになっているのである。メイドさんの出身国はたいていが途上国、フィリピン、ベトナム、バングラディッシュ、インド等々。まぁもちろんトラブルも多いと言われるメイド雇用だが、既婚カップル共働きが一般的なシンガポールではこのメイドさんのおかげで男性に劣ることなく女性もばりばり働きながら子育ても可能なのである。長く一緒にいて家族の一員みたいになっているメイドもいる。(シンガポールの家の値段が高いので共働きせざるを得ないというのも理由だが)もちろん独身でも自分で家事したくなければメイドを雇ってるケースもある。日本出身の私にとっては、えーメイド??他人が一緒に住み込むなんて抵抗ある…とも思ったものだが、色んな話を聞けば聞くほど、必要があれば雇うのは決して悪い選択肢ではないなとも思えてくるのである。

 

このメイドの存在、ラビットおじさん(旦那)の出身国インドではどうかというと、そりゃもうシンガポールよりももっと存在感が大きいくらい、メイドなしでは生きていけないレベルにメイド頼みな生活をしている人が多いこと。なかには一度も家事をしたことがない人もいるとか。(だっていつも全部メイドが家のことはやってくれるからね苦笑)ちなみに義両親の家には常時二人の通いメイドが常駐。一人はご飯担当でもう一人は掃除担当とか。今はロックダウンの影響があり一人のメイドに絞って、通いではなく居住型で雇用している。インドの話は壮絶なものが多くていつも衝撃を受けるのだが、最近雇用したメイドは身体障害者の旦那と2歳、4歳の子供を家において住み込みの雇用に承諾。彼女が働かないと家族が食べられないというかなり危機迫った状況なのである。聞くところによると、ロックダウンの影響で職を失い途方に暮れていたとか。そりゃそんな状況じゃあ大変だ…。この彼女、かなりの働き者らしく、義母は気に入っているとのこと。

 

ここオランダではメイドはめったに聞かないが、日本みたいな常に時間に追われるような忙しい国では安価なメイドの導入ができればもっといろんな負担が減るんじゃないかなと思うのである。共働き夫婦、旦那が家のことしない家とか、女性の負担ホント半端ないもん。

 

メイドが安価って労働搾取じゃと思ったこともあるが、結局のところwin winな関係であればそれもまたありなのかも。雇用生み出してるしね。

 

 

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ロックダウン、日常と非日常の境は曖昧に

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かれこれロックダウンも三か月くらいだろうか。最近オランダでは小学校も始まり(50%稼働)6月1日からは飲食店も開き始めるとか。少しずつ日常が戻り始めてる気もするが、ワクチンが出てくるまではまだしばらくsocial distancingが続きそうだ。先の見えないsocial distancingは、何だか日常も非日常もよく分からなくなってくる、新たな生活スタイルの在り方になるんだろうか。

 

幸いラビットおじさんは自宅勤務可能な職種で、まだまだ自宅勤務が続く予定。私どるこはというと妊娠後期にさしかかり、どのみち動きがとれない状態。生活に大きく影響が出ているというわけではない(メンタルはもちろん上がったり下がったりだが苦笑)この状況は不幸中の幸いとでもいおうか。屋根のある家で家族とともに普通にご飯が食べれる。ありがたや。

 

医療現場の最前線で働いている人には本当に感謝である。コロナで命を落とした人。コロナ下で仕事に影響が出ている人も多い。職を失っている人も多くいる。なんとかこの苦境を早く乗り越えられる時期が見通せるとよいのだが。

 

今まであった日常が非日常にも思えてくる今日この頃。

今目の前にある当たり前のようで当たり前でないモノやヒト、環境に、今一度目を向けて感謝したり、考えなおしたりするときな気がする。

 

学びの機会である。

 

 

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当事者にしかわからないこと。相談する、相談されるとき。

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年齢が上がるにつれて、いろんな人生模様があって、世の中所詮当事者にしか分からないことで溢れてるよなと思える。

 

それでも人は一人では生きられないから誰かに相談されたり、相談したり、頼ったり、頼られたり。

 

悩み相談を受けたりすると、最大限に想像力を使ってその人の立場や思いを想像してみる。それでもやっぱり当事者にしか「その気持ち」は分からない。なので話を聞いて、その当事者の状況を整理するくらいしかできないのである。

 

相談する場合は、その人の時間を割いてもらって話を聞いてもらうわけだからどんな意見が返ってきても尊重すべきだと思う。それがたとえ自分の考えに反していたとしても。

 

若い時はなんでもかんでも口にして好き勝手に発言してたけど、歳を重ねるにつれ発言にも何かと気を遣うようになった。

 

Care Freeだったあの頃が懐かしい。

 

年齢とともに増す責任感。

綺麗ごとだけ並べられない現実。

消すのは難しい物事や人への偏見。

 

多種多様な生き方や物事の在り方をありのまま見ることってそんな簡単じゃない。

 

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初、オランダの病院。何この静けさ(笑)

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私どるこ、昨日初めてオランダのクリニックと病院に行ってきました。

軽い持病があるので定期的に血液検査が必要だったため、そろそろ行かないとなぁと重い腰を上げてやっとこさ。

 

ところがどっこい、オランダって医療システムは非常に優れてるのかと思いきや、ど反対。

 

まず地域ごとにかかりつけ医なるクリニックが指定されており、必ずそのクリニックの先生に見てもらうことが条件となる。さらに、じゃあ当日行ってそのまま診てもらえるかというと、基本完全アポイント制。緊急だとすぐ診てくれるらしいのだがそれ以外は前もってアポイントを取る必要があり、今日アポの電話を入れたとしてじゃあ三日後に来てくれなんてことはざら。(基本オランダでは自然治癒を即すシステムっぽい。というか皆健康すぎて病院必要ない?!)

 

言われた通りにアポを取って、実際に近くの指定されたクリニックへ。朝一ということもあって患者は私のみ。

 

幸いにも感じのいい女医さんで、まずまず。オランダの妊婦に対する医療がかなりユニークなアプローチ法だということを最近学んだのでその話を持ち出し雑談。この女医さん、オランダ出身だがスイスで子供を産んだらしく、「日本出身ならさぞかしオランダのシステムは色々な意味で衝撃でしょうね(笑)」と笑っていました。で、肝心の血液検査はこのクリニックでは承ってないとのこと、近くの大きな病院へ行くように言われた。

 

いざ、オランダ初、病院へ!!!

 

こう見えて、いや、見えないか、私は日本では元MR(病院向けに薬の営業)をやってたもので病院には関心が高い。オランダの病院はいったいどんな感じの場所なんだろうと胸を高鳴らせて、さぁ玄関口を入ると。。。。

 

施設は大きくとても綺麗なんだが、病院の殺伐とした雰囲気からは全く別の何やらまったりした雰囲気。人はちらほらとだけいる。

 

えぇっと。。。。なぜこんなに人がいないんだ(笑)

静かすぎる。

 

入口付近にはレセプショニストが一人、初めての場合はこちらで登録をと言われ登録を済ませた。

 

言われた通りの場所まで行き無事血液検査は完了。

 

ラビットじじぃ(インド出身の旦那)情報によると、オランダに移住してきた友人でかなり複雑な疾患にかかった人がいて、オランダで手術を受けたものの、手術が失敗。結局インドに帰って手術を受けなおし完治したという話がある。まぁたまたま運が悪かったといえばそれまでだが、果たして圧倒的に患者数が少ない環境でオランダの医者はどのくらい経験値を積めるんだろうか、疑心暗鬼(笑)。

 

冗談まじりでラビットじじぃとしているいつもの会話がある。

ラビットじじぃ:「ここでは病気になれないからな!」

どるこ:「おうよ!」

 

はい、オランダは自己管理ができている人がとても多い印象。

管理します!

 

静かすぎる病院はある意味で恐怖を彷彿とさせたのであった(笑)。

 

 

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マンスリーで異なる国のポジションに応募しようとするインド人旦那

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久しぶりの投稿である。

私どるこの旦那、その名はラビットおじさん。インド出身。今日はラビットじじぃと呼びたい域だ苦笑。

 

ラビットじじぃは一年ほど前に会社の異動でオランダに移ってきた。その後を追ってほんの三か月前に私がオランダに追ってきた形で移住。一年近く放ったらかしだった開けてない荷物の整理やら溜まりにたまった家のほこりやら、こっちにきて最初の一カ月は掃除と片付けや最低限生活に必要なモノの購入で色々疲れた覚えが。やっと落ち着いてきた頃、さてそろそろ私も仕事見つけっかなぁと求人チェックから地道に始めていた矢先、事件は起きた。

 

ラビットじじぃ:「ねぇねぇ。なんかさぁ、ヘッドハンターからドバイのポジションをごり押しされてるんだけど、応募しちゃおっかな~♪」

 

どるこ:「はぁ???!!!何言ってんのさ。私オランダ来たばっかり!!」

 

ラビットじじぃ:「そうかぁ。でもさぁ別にホントにオファーが出るかなんてわからないし受けてみるのはいいでしょう?」

 

どるこ:「そんなに進めたいなら進めたら?私はついていかないからね怒」

 

結局その後オファーは出ることなく途中選考でぽしゃったから良かった。

 

で、

 

このやりとりがまたその次の月もさらにその次の月も繰り返されるとは予期もせず泣。

 

このラビットじじぃ、マジで落ち着きがない。何を言い出すかと思ったら今度はインドで友人とサイドビジネスを始めたいという。可愛い額の投資ならまだしもかなりの額のスケールで大喧嘩。すぐは始めず半年後くらいに予定しているとか勝手に言っている。

 

つーか事後報告???!!!

 

はぁ。

 

んで、今月に入ったら今度は社内の他の部署に異動申請したからもし内部選考通ったらベルギーかドバイかも!とか言い出す。

 

これが国柄なのか人柄なのか全く謎だが、毎月オランダ国外のポジション応募の話をされる傍ら、妊活だのオランダで仕事見つけたらいいだの、まぁ言いたい放題。

 

非常に疲れるのであります。

 

ということで、

先日ぶち切れ、社内異動願いを最後に最低一年はオランダ国外で仕事を探すなと釘を刺し、やっと今少し落ち着いた状況である。

 

非常に往生際が悪いにつきる苦笑。

 

馬鹿なことをする旦那ではないのだが、思いついたことを何でも発言するのである。そして予定を立てられない民族。

 

予定を立てず、いきなり実行があり、そのあと調整が入る。

インド人の家族、インド人の友人らを見ているとそういう傾向が否めない(笑)

 

計画性に関しては非常に純日本人的な感覚がとれない私は、かれこれこの男と三年以上いるものの未だになかなか慣れないのである。

 

異国で異国の旦那と暮らす日々は刺激的だが、たまに非常に非常に疲れるのであります苦笑。

 

私の母はいつも私の話を大爆笑しながら聞いて、こういうのであります。

「どるこ、人生の修行だと思いなさい(笑)」

 

私も第三者で私の話を聞きたいものである。

さぞかし面白いだろうに泣。

 

 

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オランダに学ぶLGBTの在り方

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先週末は用事もかねてアムステルダムに足をのばした。

 

ちょうどLGBT絡みのイベントの真っ最中だったようで多くの人で賑わっていた。このイベント、Pride Amsterdam 2019 というらしく、趣旨は50年前にアメリカはニューヨークにて世界で初めて起きたLGBT活動のきっかけとなった出来事を記念するものらしい。(詳しくは上記リンクを見てくださいな)

 

いやはや、世界的にもだいぶLGBTへの認識は高まってきているがこういうイベントに遭遇するたびに日本はまだまだ遅れてるなと感じる。同性婚が合法化される日はいつになるやら。。。私自身、ゲイでもバイでもないんだが、どんな性であれ皆同じように幸せになる権利はあるべきだと思っているのでLGBTへの関心は非常に高い。

 

アジアでは最近台湾が同性婚を合法化して注目をあびてたな。私がニュース見たよ!!って話を始めたら台湾人の友人が誇らしげに色々話してくれたのが印象的だった。インドでは同性愛者であることをカミングアウトすること自体が犯罪ではなくなったというくらい非常に遅れている状況。シンガポールはほぼ大半を占める中華系の影響もありあまり公でウェルカムな印象は見られず同性婚合法化まではまだまだ遠い道のり。興味深かったことといえばシンガポールでは何故かレズビアンカップルを目にすることは多かった。(友人になんでか聞いたが誰も具体的な答えはくれなかった笑)

 

さて、ここオランダのLGBT事情はどうかというと。非常にオープンであると耳にしていたが以下、実際の統計やら法律の状況を調べてみると納得である。

  • オランダは2001年に世界で初めて同性婚を合法化
  • 国民の93%の人がホモセクシュアルな人も皆と同様に自由に生活すべきだとの見解
  • 2012年以降オランダでは、初等教育(4−12歳)・中等教育(12−16歳)・中等職業専門学校(16−20歳)及び特殊教育(初等〜中等)の学校で、性教育及び<性の多様性>教育(性的マイノリティの受容に関する教育)が義務付けられている

ソース元は以下の二つのリンクからご覧くださいな。

I AM EXPAT 性教育とオランダ人のアイデンティティ

 

このオランダの多様性への許容精神は革新的だなと思う。特に同性婚の合法化のあとの教育機関での性の多様性教育の義務付け。こういったクラスを通して初めて自分のセクシュアリティに気づく生徒も多いんだとか。

 

実際に、私の身の回りを見てみると。。。

 

オランダに来てからというものまだそんなに知り合いもいないのにも関わらず既にゲイの友人が四人もいる!!(イギリス人、オランダ人、ブラジル人、イタリア人)

 

うち二人はカップルで最近同棲を始めている。

 

そのくらい身近なのだ。。。このカップルの悩みも聞いていると、普通のカップルと何も変わらないのである。長期的には結婚も考えていて、今回の同棲スタートは結構プレッシャーを感じる一方で新たな一歩な気がするとか。

 

これから世界のより多くの国でこういったセクシュアルマイノリティの人達がふつうに幸せに暮らせますようにと常々思うのであります。

 

 

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