久しぶりのブログ

出産前はわりと更新していたこのブログ。子を産んでからというもの全く余裕なくほぼ一年ぶりに更新。子供産むと価値観や人生観変わると聞いてはいたが、なんせパンデミック最中に出産からの子育てで、色んな意味で物凄く目まぐるしく価値観錯乱中。

実は子供が産まれて数時間後の同じ日に義父が亡くなった。大好きな義父が亡くなったのに顔も見れず、インドに行けるわけもなく。子が無事産まれたこともあり、喜びと悲しみのはざまで、術後の痛み止めが効きすぎで意識朦朧としながら旦那を慰めた日々。産後の肥立ちもすこぶる悪く回復にも時間かかり自分の体調が回復したころには今度は旦那がダウン、歯痛から始まり酷い腰痛で半年近くいわゆるワンオペというやつだった。やっとこさ旦那も回復、そう今まさにやっと通常稼働ができるようになった。

パンデミック下で家族を亡くしても会えず、子を産み、家族誰もこれない状況での異国での子育てってこんなに大変なんやと、ほんと色々人生舐めてたなと、反省。そしてとりあえずここまで無事やってこれたのは二人三脚いつも肩をかしてくれた旦那のおかげであると思う。

インドでのコロナは日に日に状況が悪く、毎週悲報が届く。

家族が健康で、ご飯が食べれて、屋根のある家に住む。

当たり前だった日常は実はとっても尊い贅沢だったことに気づく。

 

サイレントディスコ

いよいよ帝王切開予定日まであと二週間を切り、お腹の赤子もだいぶスペースがなくて居心地悪そうな様子。寝ても座っても立っても居心地が悪い、臨月ってこんなんなのかぁと早く赤子を出してほしいようなほしくないような。（臨月になると早く出産したいと思う人が多いらしいが結局出産後は変わらず眠れない日々でむしろ赤子を腹に戻したいと思うこともあるとか苦笑）

夜な夜な三回も四回も起きてはストレッチやらスナック食いを繰り返さないといけないために、目がさえてその後はて何するんだって（座りたくないし、ぼーっと突っ立ってたくないし、かといってすぐ横にもなりたくない）、でもスマホを見るのはあまりよくないというし…と思いついたのが、そう

独りサイレントディスコ！

ノイズキャンセル機能付きのJBLのヘッドフォンが大活躍。（これ、もともとラビットおじさん（旦那）がオフィスで使ってたものを現在は私があらゆるシーンで使用）

夜な夜なストレッチの後に毎回一時間くらい好きな音楽聞きながら踊り狂う。最近どはまりしてるシンガー、Friday Night Plansのをメインで聞きながら。えぇ頭の中ではセクシーに踊るビヨンセ気取りで(笑)頭では踊り狂ってるイメージだが実際はでかい腹抱えて身体が重くて仕方ないので左右に揺れたり手足を動かしたいようにリズムに合わせて、筋肉あまりない相撲レスラーの自己流コンテンポラリーダンスとでもいおうか、そんな鈍い動きをして時間つぶし苦笑。

あぁ思い出すね、クラブ通いの若かりしあの頃(笑)東京時代はよく色んなクラブに行って音楽楽しみながら朝まで踊ったっけな。シンガポール時代もたまにクラブは行ってはみたものの、やたら白人のおじいちゃんエクスパットがやたら目立って（たいていすげー若いアジア人女性と絡んでる）ちょっとひいてたっけな苦笑。シンガポールのクラブシーンはあまり好きではなかったな。東京はやっぱりバラエティ豊かで結構ニッチなニーズにもこたえてくれるようなとこが結構あった。オランダに来たもののまだアムスのクラブシーンは探索できてないな苦笑。アムスに住んでたらなぁ（遠い目ｗ）。残念ながら郊外在住、そして腹がでかすぎて行けねぇ。子育てしながらクラブとかも通えないしね(笑)（さらに遠い目ｗ）

そうそう、そういえばこのサイレントディスコ絡みで面白い出来事があって。ほんの数日前なんだけど（まだサイレントディスコの楽しみを発掘して二日目とか）、夜な夜なトランス状態で目つぶってくるくるまわったりゆらゆら揺れたりして音楽にどっぷり使っていたら、背後から何やら人の気配が…

そう、ラビットおじさんが顔面蒼白で立っていたのである(笑)

いやぁ、お化けかと思って奇声を上げてかなりビビッたのは言うまでもなく苦笑。

どうやらベッドルームから一応安否確認で何度も私の名前を呼んでちゃんとリビングで生きてるかどうか確認をしようとしていたらしく、まぁもちろんノイズキャンセル機能つきの高機能ヘッドフォンでガンガン音楽かけてトランス状態のどるこは全く気付くわけもなく(笑)

赤子が出てきてしまったらもうこのヘッドフォントはしばらくおさらばかもだけど、この真夜中独りサイレントディスコの習慣、時間のある方おすすめです！普段の邪念を取り払う瞑想時間。身体を好きなように動かせば、さらにエクササイズ効果もあり。

さて、出産後のサイレントディスコはいつ頃またできるかしら。

なんてどーでもいいことを考える今日この頃。

 

南米を感じるチーズケーキ

こちら今日のどるこのプレ朝食です。えぇ、まだこの時午前６時とかだったな(笑)。腰痛と胎動でビバ頻回起床。毎回起床するたびにエクササイズをするもんだから朝方になるとむちゃくちゃお腹がすいて飢え死に寸前である苦笑。

このプレ朝食、名付けて、南米を感じるチーズケーキ。

なんで南米かって？もしかして南米で生産されてオランダまで運ばれた超高級チーズケーキとか思う方もいるかもしれませんが、ただのどるこの勝手なネーミング(笑)。実は旦那の同僚カップル（ブラジル＆アルゼンチン国際カップル）を招いてささやかに食事会をした際に持ってきてくれた美味しい美味しいチーズケーキ。これ、ベルギーはゲントにあるAliceっていうお店のチーズケーキらしい。オランダで食べたチーズケーキのなかではピカイチにうまいです！甘すぎず重すぎず、甘酸っぱいラズベリーがまたいい感じに入っていて、思わずaddicted to youを歌いたくなる（宇多田の昔の有名ソング）、そのくらい美味しい。

なんかオランダにきてよく思うのが、オランダ人ってあまり食べものに興味ないのかな。美味しいベーカリーはあるとしても、美味しいレストランが実に少ない泣。レビューとか見て高評価で胸高鳴らせて行っては結構残念なお味というパターンが多い。ベルギーのほうがご飯もデザートも美味しい印象。日本食だとアントワープとか結構種類もあってわりとリーズナブルに満足いく味の店がある感じ。デザートはゲントかな。

この南米カップル、２０代後半＆３０代前半のわりと若手カップルで、美男美女！なんか久しぶりに若いバイブとエネルギーを感じた日でした。（いやぁ南米の人って、なんか、パぁぁッと明るい何かがあるよね。なんだろうあのHappy go lucky & Party people って感じの何とも言えない温かい感じ）好きだわぁ南米人、と感じた夜でした(笑)ブラジル人の彼はポルトガル市民権も持っていてdual citizen、一方アルゼンチン人の彼女はイタリア市民権も持っていてこれまたdual citizen。なんか市民権２つ持てるのって得よね。なんで日本もインドも認めないんだろうか泣。

そうそう、いつもこの発展途上国出身だったり２か国市民権がある人たちとの会話って刺激的なのよね。自分の出身国がまだインフラ整ってなかったりとか所得格差がひどかったり政治が混乱してたり条件のいい仕事得るのが難しかったり。で、皆外に出てきてそのまま他の国に住み着くというフレキシブルさ。もちろん国内でのそれなりの競争を勝ち抜いて皆出てきているわけで、こういう人たちは大半優秀でいいとこの家庭生まれだったり、かなり賢かったり。一つ言えるのはやっぱり家にお金がないと、いい教育も受けれなかったりっていうのが一般的なよう。もちろんかぁなり飛びぬけて優秀であれば家が貧しくても特待生とかっていう形で無料で大学行けたりとかするわけだけども、やっぱりその数は少ない。厳しい世界。（まぁでも日本でも経済格差が教育格差に発展してジェネレーション越えの負のループが続くってのも確かに問題視はされている）

自分の出身国が発展途上国だったり先進国でも貨幣価値が低かったりすると、国外に出ることで稼ぎが何倍にも膨れ上がるっていうメリットはある。例えば台湾人の友達とかはシンガポール勤務でかなり貯金できて帰国後はしばらく余裕持って生活できたり。自分は日本生まれだから、たいしてどこにいっても稼ぎが膨れ上がるってことはないのが残念～。とは言ってもいつも帰れる日本という国、インフラもあるしセーフティネットもある。医療に関しては（先行きは非常に怪しいが）国民皆保険制度である程度医療費の出費は限度額が決まってるから、例えば重度な病気になったからといって家庭が破綻ということが頻繁におこったりはしない。インドの話を聞いてると、日本は悪くないなとよく思う。

いやはや、それにしても、このチーズケーキまじで美味い！

 

父親の自覚はいつ生まれるのか？！怒

もうあと一カ月で一つの新しい生命体の親となる予定のどるこです。逆子のため帝王切開（ほぼ確実）の予定、コロナで家族のヘルプが得られないので、ここオランダでナニー探しにただいま奮闘中！

そんなこんなでだんだん目前に迫ってきた出産のため準備に勤しむどるこ、一方のんきに仕事と自分の好きなことにいそしむラビットじじぃ（旦那）。「え？帝王切開？術後回復に時間かかるね。俺は二週間の休みはとるけど、そのあとは普通に仕事に戻るよ。俺子供とか初めてでよくわかんないし、ナニー探しなよ」と完全に他人事発言をするラビットじじぃ。(インドあるある、金で解決、人任せでアウトソーシングのエキスパート＊今日は口が悪いどるこです苦笑）それからというもの私はオンライン検索やら人に聞きまわったりしてナニーに関する情報収集と問い合わせをしている。で、全く何も手伝わないラビットじじぃ。

ベビーシッター利用してた彼の友人のことを思い出して、「あの友人に連絡とってみてよ。なにかナニー情報とか知ってるかもしれないから」と私が頼むと「えーずっと最近連絡とってなかったし、その情報のためだけに連絡するのは気が引けるから考えさせてくれ」とのこと。

えぇ、どるこの怒りは頂点。

そのあと何やら仕事の傍らで一生懸命真剣にパソコンに向かっていそしんでたラビットじじぃ。どるこは密かに希望を抱いていた。「あぁ、やっと真剣にナニー探ししてくれてるんだ」と…。そしてついにお声がかかった。「どるこーちょっと来て―、見せたいものがある」とパソコンを指さす彼。希望の光がマックスに見えたその時、

指さすスクリーンを覗いてみると…

ラビットじじぃは満面の笑みで嬉しそうに「これ見てみて！俺この株トレードで大儲けしてるよ！」と…

愕然、呆れかえったのは言うまでもないが、

素朴な疑問が浮上。

こいつ、父親の自覚はいつ生まれるんだ？？！！

さすがに怒りがマックスを超え、インド人化したどるこが戦闘態勢に向かいラビットじじぃを猛攻撃したのは言うまでもない。

どるこ：「子供の世話は親である私たちの義務であって、あなたも最低限ナニーを探すのを手伝うべきでしょう！！！！何もやる気がないならこの階のＡ，Ｂ隣人にピンポンして聞いてこい！！オランダ人の同僚にも聞いたりしろ！！」

とね。

まぁ猛攻撃を受けてやっと言われたことだけを成し遂げたラビットじじぃ。

まぁ役立たずですわ苦笑。

これから父親になる男の人ってこんなもんなんかな？

（友人らによると、まぁそんなもんでしょうという意見が大多数）

お腹の中に子供の存在が感じられない父親が父親の自覚を持つ瞬間って、どうやら生まれてかららしい泣。

なーんか、女と男って所詮違う生物種な気がするよ。

男の思考回路って違いすぎ。はぁ。

 

（トップ）５％の確率

近所の公園の池に住み着くカモの親子の姿がなんとも愛らしい、と微笑みつつでかい腹を抱えて淡々とエクササイズに励むどるこです。はい、もう臨月間近！いよいよ予定日まであと約一カ月となりました。

今日は５％の確率（トップという言葉を先につけたい衝動にかられる文言である苦笑）

について語りたい。なんの確率かって？！そう、オランダにおける逆子の赤子の確率だそう。実は数日前に、3か月ぶり？いや４か月ぶりにウルトラサウンドとやらと撮ったのだが、なんと…どるこの赤子が逆子であることが判明…。えぇ、このわずか５％にまんまと入ったわけだ。（トップという言葉を先につけるとずいぶん響きがよくなる(笑)）コロナの影響で検診の頻度がぐっと下がってウルトラサウンドも最小限にということでそもそも検診さえもままならなかった時期があったわけで。そうこうしている間に逆さになってたという泣。そしてこの妊娠超後期での逆子体操はあまり意味がない可能性が高いと言われる始末。でもわずかな希望をもって、体調のいいときに頑張ってやることにしました。助産師曰く、出産直前にもとに戻る（かぁなり稀だが）とても育ちの良い赤子もいるとのこと！

そこでふと思ったんだよ。

どるこの赤子、インドと日本のハーフだろ？！ということは、あのインド人特有の、計画性なしで実行の途中に変更入れつつ調整するあの土壇場の変化球を操るインドの血が入っているではないか！！（わかりやすく言うと、インド人の印象って、計画性がなくて急に実行があってその実行途中に変更があって調整しつつ物事すすめるっていう印象(笑)）

予定日直前にもとにひっくり返ってくれないかなぁ…。頼むよ、わが子(笑)

自然分娩で速攻回復の予定でいたから帝王切開だと予定が大きく狂う泣。しかもコロナ影響で母も義母もヘルプとして呼べない泣。つまりラビットおじさん（旦那）のみが頼り。まぁもちろんクラームゾフの産褥看護師が一週間弱は来るけどね。でもなんかだんだんラビットおじさんが自信なさげなそぶりで、ナニー雇おうと一点張りなので、ちょっとこの態度を見て少し心細くなっているのである。「回復に時間がかかる場合は俺にまかせとけ！」とか男らしく言ってくれないかねぇ苦笑。インド人、なんでもかんでもアウトソーシングしようとするからね苦笑。まぁでもどうやらナニー情報収集は結構難航しそう。というのが、助産師や産褥看護師に聞いても新生児ナニー雇うひとなんて聞いたことないってさ。なのでコンタクトも特にないから紹介できないとのこと。仕方ないからインターネットで調べてみたところ、結構出てくる出てくる、でも、正直なんか何を信用していいのか分からないから判断が難しい。生まれたての大事な我が子をよくわからん人に面倒見るのを手伝ってもらうのもなんだか気が引けるのである。

とりあえず今はひとまず、自信なさげなラビットおじさんを勇気づけることにしました。母は強くあらねばだね。

どるこ：「もし術後の回復が遅い場合でもなんとかなるよ。とりあえずあんたが飯をちゃんと作ってくれて、私が腰をまげるような作業が必要な赤子の世話の部分さえ手伝ってくれれば、そのほかの家事はそっちのけでいいから。大丈夫だよ！！」とね。

正直ラビットおじさんは料理大好きで毎日作ってるような旦那。掃除が大嫌いというのがネックくらい。（最近はさすがに風呂掃除とトイレ掃除は彼が担当してくれているが）なので、まぁ多分大丈夫でしょう！

新米母よ（自分に言う）、強くあれ！

 

一目惚れするアート＝高値の花(笑)

実はどちらかというとクリエイティブ家計に育ったどるこです。母も父もクリエイティブ分野の職種でした。あ、どうりで私数学できないよね…苦笑。（１－１＝０のゼロの概念が理解できず、何度か学校呼び出された苦笑。我ながら深く考えすぎる子供だったんじゃないか疑惑）

かくいうラビットおじさん（旦那）は数学なくして人生ないくらいに数学を幼いころから叩き込まれまくった生粋のインド人。私の計算能力のなさにいつも飽き飽きしている。ほら、ゼロの概念生み出したのってインド。あの国、九九は二桁当たり前とか。なんなんだろうね、あの異常なまでの数学に対する執着の高い国民性(笑)。

まぁそんなこたぁいいとして。

今日は長らく一目惚れが続いているあのアートについて語りたい。

上記写真はアムステルダムにあるお気に入りのギャラリー。そこにある写真たちの数々がすごい魅力的。一つとっても気に入っている作品があって、それが二番目の写真にある、遊牧民の写真だ。羊飼いの写真。これ人生のthemeじゃないかくらい、どるこにとっては何故か非常に引き付けられるアートである。（えぇ、だって定住先が決まらない人生なんじゃないか疑惑が否めないから苦笑）

このアート、一度目に見た時は、今度来た時は絶対買おうと決めて店をあとにした。二度目、本気で買うぞと意気込んでいったものの、実際お気に入りの大きさの写真でフレーム含む値段を聞いて、しりごみした苦笑。別に買えるっちゃ買える値段なんだが、まぁざっくり言うと結構いい冷蔵庫くらいな値段。結局いまだに買えてない(笑)

たいていの場合、一目惚れするアート＝高嶺の花ならぬ高値の花、だね。

オランダにいるとアートが結構身近にあってどるこ的には非常に心地いい感じです。

いつになったらこの庶民くさい感覚からぬけてこの一目惚れアートを購入する日がくるんだろうか…オランダを去るときか？(笑)

 

常にホットなビザ問題

昨日はロックダウン以降初めて外食をしました。かなぁり久しぶりに美味しいhotなピザをテラス席で食べて大満足などるこです。（オランダっておいしいお店少ないよね…苦笑）あ、写真は全然関係ない、コメダのデザート、シロノワールです(笑)（←どるこの大好物）

今日はhotピザならぬ、ホットなビザ問題について語りたい。

海外移住、海外転職、国際結婚、なにかと問題になるのがビザである。何もかもがスムーズにいっているとき、または永住権や市民権を獲得したあとはほぼ安泰に等しいのだが、それ以外のケースは海外にいる限りつきまとうお友達、ビザ様について常にアンテナをはって考える必要がある。

最近ホットなニュース、皆さんもご存じの通り、アメリカはトランプ大統領がまたやってくれましたね。Ｈ１－Ｂビザ発行の一時停止。どるこの友人もアンラッキーなことにちょうどこのビザへの変更申請を出す直前だったためこれによってかなり生活を左右されています。（えぇ、今はすべて申請受付自体も止まってしまっている）彼女の場合は職場からの評価が高く、既婚ということもあり（旦那はヨーロッパ圏出身、今回の件で配偶者ビザ申請もストップされてしまったというつらい状況）、ビザ発行が再度開始され次第おそらく職場復帰できるだろうという予測である。まぁでもじゃあどのくらい待てばいいんだというと、大統領選が落ち着いた年明けになるんだろうか。職無しで帰国を迫られる＆再入国の目途が曖昧という状況はたとえ経済的に余裕があったとしてもなんとも落ち着かない状況だ。

海外就職、海外移住、国際結婚。メディアでは結構明るい華やかな面がフォーカスされがちだが実際のところ、婚姻関係のこじれや、突然のリストラ、現地状況の政治的混乱によって時に突然帰国を迫られるケースもある。永住権＆市民権がない場合はあるあるである。実際大変なことが多いので、やっぱそれを覚悟でそれでも冒険したいとかチャレンジしたいとかっていうエネルギーやこれを目指していくんだとか硬い意思がないと骨折れることも多い。

どるこもおそらく一生海外、おそらく第三か国（旦那の国でもなく私の国でもない）にいる可能性が高いので一筋縄にはいかない問題。直近の経験でいうとシンガポールでの突然のリストラがある。しかもこれ、転職して数カ月でトップマネジメントの方針転換(人員総入れ替え含む）によりリストラの波にのまれたという災難。幸い数カ月の給料をリストラパッケージとして受け取れたので、そのあと日本に一時帰国して羽をゆっくり休めてから再度転職成功してシンガポール入りし、精神的ダメージは大きかったが金銭的にはそこまで影響を受けなかった（ありがとう神様、そして貯金しといてよかったね、自分）。っていってもどうだろ、5か月くらいブランクあったのかな。えーすごい災難、そんなことあるの？と日本で平凡に生きてたらあまり経験しないことなのかもしれないけど、シンガポールでは本当に多くの人が突然会社の方針変更でリストラに遭うというのは結構よくある話なのである。（外資系は特にあるある）私の友人の中でも（国籍は色々）片手くらいの数は同じような目にあって、いったんリストラされて再度転職成功、もしくは自国に帰国し転職していったケースをみた。なので、仕事があるから安泰ってわけではないので、日ごろから色んなとこに人脈・ネットワーク張っとくのはとっても大事だよなと痛感するのであります。（どるこの場合シンガポールでの転職の際人脈にどんだけ助けられたことか…）

海外就職はひびきはよいけど、仕事＝滞在許可になるので、仕事がなくなったときは失効するし、また仕事のオファーはでたのに何らかの理由でビザがおりず泣く泣く断念なんてこともある。（急に政府の政策転換でビザに影響が出るとかね）ある意味物事がうまくいかなくなったとき綱渡りになること、あるある。

我が家は現在ラビットおじさん（旦那）ありきのオランダ滞在（どるこは今妊娠中で無職）なので、まぁ最悪もしリストラにでもあったら日本帰って二人で職探しだわな！と、何かとそんな話をしている苦笑。コロナ騒動でリストラも明日は我が身は否めない、そんな世よね。子供産んだらフリーランスもしくはここでの就職で稼げるように今色々方向性を定めてるところ。

そんなこんなでピザはほっといたら冷めるけど、ビザ問題は常にホットだね苦笑。

どこでも起き上がりこぼし精神で、生きていける人脈と精神力と体力を培うことが大事だなと思うのであります。